「条件は悪くないのに、どうしても好きになれません…」と悩む女性に、眞部が伝えたひとこと

こんにちは。湘南・藤沢の結婚相談所KHMの眞部(まなべ)です。

私は普段、結婚相談所で会員様の婚活をサポートする一方で、司法書士や行政書士として、ご家族の住まいづくりやこれからの人生設計など、さまざまな「暮らしの節目」に寄り添うお仕事を続けています。

長年このお仕事をしていると、幸せそうに何十年も仲良く暮らしているご夫婦の姿をたくさん見せていただく機会があります。
そしてそうしたご夫婦を見るたびに、つくづく実感することがあるのです。

それは、「結婚生活で一番大切なのは、条件(スペック)の高さではなく、毎日の暮らし心地の良さなんだ」ということです。

「こんなに好条件のお相手なのに、好きになれない私は欲張りですか?」

先日、仮交際中の34歳女性会員・A様が面談に来てくださいました。
都内のIT企業でプロジェクトマネージャーをされている、とても真面目で責任感の強い聡明な女性です。

面談の席で、A様は少し困ったように、戸惑いを打ち明けてくれました。

「眞部さん、私、ちょっと欲張りすぎるんでしょうか……。
今お付き合いしている方は、大手企業勤務で、年収は850万円。清潔感もあって穏やかで、いつもご馳走してくれます。
友人からも『そんな素敵な人、絶対に手放しちゃダメ!』と言われるのに、どうしても心が動かないんです。
フィーリングというか言葉にするのが難しいんですが、次のデートの予定が決まるたびに胃がキリキリ重くなってしまって……。求めすぎなんじゃないかって、自分でも分からなくなってしまって」

相手に何も非がないからこそ、「好きになれない自分が贅沢なんじゃないか」と一人で思い詰めてしまっていたのです。

家探しと同じ。「スペック」と「居心地」は全くの別物

私は、前職の住宅営業や、その後の法務のお仕事でたくさんの「住まい」を見てきた経験を思い出しながら、A様にこうお話ししました。

「Aさん、実は家を探すときも全く同じことが起きるんですよ」

「たとえば、『駅徒歩3分・最新設備・ピカピカの新築』という誰もが羨むような物件があったとします。
でも、実際に玄関を開けて中に入った瞬間、なぜか『なんとなく落ち着かないな』『窓からの風がしっくりこないな』と感じることって本当にあるんです」

「それは家が悪いわけでも、選んだ人がワガママなわけでもありません。単に『その人の呼吸やリズムに、その空間が合っていない』というだけのことなんです」

「結婚も同じです。年収やお勤め先、身長などの条件は、いわば建物のパンフレットに載っている数字。
でも、これから何十年も一緒にご飯を食べ、同じ屋根の下で暮らすお相手に本当に必要なのは、『何もない日曜日の午後に、同じ部屋で無言で過ごしていても、息苦しくならずにホッとできるか』という空気感なんです」

あなたの違和感は、心が「無理しないで」と教えてくれたサイン

「Aさんが感じていた胃の重さは、決して欲張りでも高望みでもありませんよ。
仕事熱心で相手に気配りできるAさんだからこそ、無意識に『相手のペースに合わせなきゃ』と頑張りすぎて、心が『ちょっと待って、これ以上無理を重ねないで』と優しくブレーキをかけてくれたサインなんです」

「だから、自分を責める必要なんて1ミリもありません。条件だけで無理に好きになろうとしなくて大丈夫ですよ」

そうお伝えすると、A様は「よかった……私、間違っていなかったんですね」と、ほっと表情を和らげてくださいました。
その後、その「言葉にできない心の引っ掛かり」が一体どこから来ているものなのか、A様のお気持ちにじっくり耳を傾けながら、二人で一緒に少しずつ紐解いていきました。

心の棚卸しを経て、本当にホッとできるご縁へ

こうしていろいろと心の棚卸しをして、この交際をこのまま進めるべきかどうかをじっくり検討した結果、無理に続けるのではなく、今回は誠意をもってお断りをして交際を終了する運びとなりました。
一度肩の荷を下ろしたA様は、「条件」にとらわれず、「一緒にいて自分が自然体でいられるか」を大切にしながら活動を再開されたのです。

数ヶ月後、A様は別の男性と出会いました。
年齢は当初の希望よりも少し上で、年収も前の方より控えめでしたが、初対面からお互いに肩肘張らずに笑い合える方でした。
「眞部さん、この人といると、沈黙になっても全然怖くないんです。家でくつろいでいる時と同じくらいホッとします!」と笑顔で報告してくださり、あっという間にご成婚退会されていきました。

頭で考える「理想の条件」と、心が感じる「ホッとする居心地の良さ」。
真面目な方ほど、その間で板挟みになって苦しくなってしまうことがあります。

迷ったときは、一人で抱え込まずにいつでも面談で吐き出してくださいね。
あなたの心が心からホッとできる『これからの居場所』を、一緒に見つけていきましょう。

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「相手の条件は良いのに心が動かない」「自分がワガママなのか分からなくなってきた」など、どんな小さなモヤモヤでも大丈夫です。仲人の眞部・黒澤が直接お返事します(無理な入会勧誘は一切ありませんのでご安心ください)。