結局はお金なのか、それとも愛か。
こんにちは、藤沢店の眞部です。
今回のタイトルは弊社会員様とのお話でもよく挙がる話題です。
お見合いから交際開始までは順調だったのですが、その後いまひとつ盛り上がらずお断りになってしまうケースがあります。
もちろん要因は一つではないのですが、つきつめると今日のタイトルに行き着くのかなと思ってます。
結婚相手を決めるポイントは
条件派とフィーリング派に分かれる
結婚を考えるにあたり、この人だと決めるのに最も重要な要素は何でしょうか?
お金(条件)でしょうか、愛(フィーリング)でしょうか、それとも他の理由でしょうか。
人によっては、条件で相手を選ぶことが重要な場合もあります。
住居や職業、収入、家庭の問題などある程度お金で解決できる可能性のある要素を判断材料にするのでしょう。
しかし、パートナー候補とのつながりやフィーリングを重視する人にとっては、話しが合うとか金銭感覚が近い方が良い選択となるのかもしれません。
そこで、幸せな結婚生活を送るためには、お金と愛、どちらが良い選択なのか?
今回は、両者の思考を探り、その考察を深めていきたいと思います。
条件で決める派のメリット
条件で相手を選ぶことは、状況によってはメリットになることもあります。
特に経済的な安定や住まいに関しては、お金があることで安心感を得ることができます。
条件で決める人は、通常、相手に何を求めているかを自覚していて、そのニーズを優先するため、結果的に自分の期待に応えてくれる相手を選んでいく。
また、条件で決める人は、通常、慎重に考えて決断します。
つまり、自分にとっても相手にとっても何が重要かをじっくりと学び考え、最適な選択をしようとしているのです。
条件で決める派のデメリット
条件で決めることの最大のデメリットは、純粋なつながりを築くための時間を省略してしまうことです。
性格や人柄ではなく、容姿や経済力などの表面的な資質で判断してしまう危険性があるということです。
物質的なことにこだわると、価値観の共有、信頼、コミュニケーションなど、健全で協力的な関係を築くための資質が見落とされる可能性があります。
このような結婚へのアプローチは、理解や共感のズレを招き、長期的に関係がうまくいかなくなる可能性があります。
さらに将来的に好条件を支えている環境が変わってしまい、好条件の維持が難しい場合も想定されます。
フィーリングで決める派のメリット
「フィーリングが合う」とは波長や感覚が合うことを言います。
一緒にいるときの空気感や金銭感覚をはじめとしたさまざまな価値観が似ているということでしょう。
・食べ物の好みが似ている
・会話がない時の間が気にならない。
・本音を口に出せる。
・同じ趣味を楽しんでいる etc.
多くの人間関係において、無言の時間が怖くて会話を探してしまう気まずさや、「こんなこと言ったらどう思われるだろう」と言いたいことが言えなかったりするものです。
職場の一時など限定的な場合は我慢で通せますが、日常となると厳しいものです。
相手に対して無理をしなくても楽しく過ごせるような居心地の良さを感じることは、これから長い結婚生活をする上で重要な要素になるでしょう。
恋愛をするときと違って、ドキドキ感を味わえる相手よりも、長い目で見て一緒に過ごせる相手を見つけることが大切ですね。
フィーリングで決める派のデメリット
フィーリングが合う相手を選ぶことは上記のように感情的な安定を求めることができます。
ただし、相手の条件によっては住むところやそれによって仕事が変わってしまう場合など、同じ精神状態を維持することが難しくなるかもしれません。
つまり経済的安定性が下がることで感情的な安定にも影響が起こりうるパターンです。
また、フィーリングとはとてもあいまいなものなので、相手と一緒に過ごすなかで感覚的に合うかどうかの判断ができず見誤りやすいものです。
その点、条件は表面的な分、明確かつ具体的なため容易に判断できます。
まとめ
結婚に関して、愛とお金のどちらを選ぶかは、必ずしも簡単ではありません。
お金は快適さと安定をもたらしますが、充実した関係を成功させるための資質を見落としがちです。
一方、愛は絆や信頼関係に不可欠ですが、安心感を与えるには十分ではないかもしれません。
結局のところ、幸せな結婚のための最善の決断は、金銭的な安定と感情的な安定の両方のバランスをとることでしょうかね。
つい最近交際終了をした会員様も「条件は割と合っていたんだけど、どうしても一緒に生活するイメージができなかった。」と言ってました。
その会員様は過去の別の交際では「一緒にいて居心地はよかったけど、条件がどうしても合わない」というパターンも経験しています。
足して2で割るとちょうどいいってヤツですね。
しかし結論が「どっちも大事」ではつまらないので、あえてカウンセラー目線で言わせてもらえれば、
愛>お金 派ですね。
別にロマンチストだとかではなく、条件は発想の転換や順応性、つまりは自分自身の努力である程度は消化できますが、フィーリングについてはさすがに人格を操作することはできず相手次第になってしまう、
というのが理由です。
これは真剣交際以降に重要な指針です。
婚活初期段階での状況では条件(=プロフィール)重視になるので、ここはテクニックで切り抜けるしかないでしょう。
テクニックについては別の機会にお話したいと思います。
おまけ
NewsPicksのオリジナル番組でお金か愛かについて高校生が熱いディベートを繰り広げています。
Youtubeでも一部公開されているのでご覧になってみてください。
【広尾学園vs南山女子】「結婚生活に必要なのは、お金か、愛か」を巡りバトル【高校生ディベート選手権】(https://www.youtube.com/watch?v=09Se9CAFjo0)
結果はネタバレになるのでナイショにしておきますね。
それでは、ありがとうございました。