6. お見合い当日
入店まで
お店を予約できている場合と、予約できていない場合で段取りが異なるので注意が必要です。
お店を予約できている場合
お席で直接待ち合わせとなることが多いです。
交通機関のトラブルなども想定されるため、できれば30分前に到着できるよう移動しましょう。
席は予約済みのため、店員に予約者の名前を伝えればOKです。
お店を予約できていない場合
当日、先着順で席が埋まっていきますので、お見合い時間よりも前にお店に行き、席を確保する必要があります。
できれば、1時間前には店に行って席を確保するのが無難です。
なお、男性・女性、申込み・申し受けどちらが席を確保するか、といったルールはありませんが、基本的には男性が早めにお店に行き、席を確保するケースが多いと思います(弊社では、事前にカウンセラーを通して段取りを決めるようにしています)。
席を確保した側(だいたい男性)は、待ち合わせであることを店員に伝えておいた方が良いでしょう。
待ち合わせ時間が近づいたら、待ち合わせ場所(多くは、お店の前)に様子を見に行き、お相手がいたら、「◯◯と申しますが、◯◯さんですか?」と声をかけましょう。
席を確保した旨をお話して、席まで行きましょう(通常は、男性がエスコートします)。
上座が女性、下座が男性です。
ご歓談
席に着いたら、座る前にお互いに挨拶をしましょう。
「改めまして、◯◯と申します。お目にかかれて嬉しいです。ありがとうございます。」といった感じで挨拶をして着席します。
※苗字だけを名乗ります(下の名前は名乗らないのが通例です)
着席したらお飲み物をオーダーします。
お茶代は男性が持つのが暗黙のルールになっていますので、男性側からメニューをお相手に見せながら(渡しながら)「何になさいますか?」とお声がけするのが良いでしょう。
オーダーが終わったら、運ばれてくるまで多少時間があります。
ここは「アイスブレイク」の時間です。
- アイスブレイク=緊張をとくほぐす手法で、お互い話しやすい雰囲気作りをします
当たり障りなく、天気の話題に触れたり、お見合い場所に行くまでの話であったり、明るい雰囲気を出すようにしましょう。
アイスブレイクが済んで飲み物が運ばれてきたら、準備の所で記載しましたようにプロフィールに沿った話題から入ると良いでしょう。
基本的には会話を楽しみながら、お相手の雰囲気を観察して、プロフィールの内容と合っているかどうかなど確認します。
なお、次の点には注意してください。
- 片方が一方的に話しすぎないように配慮(会話はキャッチボール!)
- 質問攻めはしない
- 過去の恋愛、現在の婚活状況に触れるのはNG
- プライベートな話題に踏み込みすぎない
- ネガティブな話はしない(弊社では「お見合いNG集」をお渡ししています)
お見合い事例:ちょっと困ったこと
1)お相手がぜんぜん話をしない
緊張で話せない、人見知りである、といったケースがあります。
「話したくない」のではなく緊張も相まって「話せない」という方もいるので、一方的に話しすぎたり、苛立つなど態度を見せてはいけません。
また、お相手は話すタイミングを伺っているかもしれませんので、プロフィールのことや、用意していた質問を元にお相手に話を向けるようにしてみて下さい。
2)お相手が愚痴などネガティブな話をする
自分の婚活状況について話をする方もいます。
通常、お互いの婚活状況を話すのはNGですが、気にしていないのか、自ら話す方もいるようです。
一方的に話されるのは仕方ないので、内心「はいはい・・・」と聞いておけばよいのですが、こういう方はデリカシーが無いので婚活状況を聞いてくることもあります。
その場合は「こうした場でお互いの婚活の状況を話したり・聞いたりするのはカウンセラーからNGと言われていますので」といった感じでサラリと笑って流して下さい。
お見合いは40分〜60分で切り上げます。
「まだ話し足りない」と思っても、「また今度会いたいな」「もっと話してみたいな」という感触があるのがちょうどよく、次に繋がりやすくなります。
頃合いを見て、「そろそろお時間でしょうか。切り上げましょうかね。」と切り出し、最後に一言添えてお別れするのが良いでしょう。
もし交際希望なら「今日は楽しかったです。ぜひまたお会いできてら嬉しいです」と気持ちを伝えましょう。
もしご縁がない場合は「今日はありがとうございました」でOKです。